22-23シーズン セリエA第7節 ローマvsアタランタ
シーズン開幕前の評価では今シーズンのアタランタは厳しいとの声も多かったが、最高のスタートを切ることが出来正直驚いている。スペクタクルなサッカーをしている訳ではないが、思い切って守備を軸とした戦術を意識しており堅実な(?)サッカーが出来ていることが結果に繋がっている。
時系列雑感
ローマは3-4-2-1、アタランタも3-4-2-1というフォーメーション。みんな大好きスカルヴィーニが中盤で先発出場。ボールを転がして正確なパスが出せる選手なので、DFより中盤で使って欲しいと個人的に思っている。
2分
ホイルンドにはスモーリングががっちり付いているのでサイドに流れたり裏を取ってスペースで受ける方が効果的かと。背負ってキープはまだ厳しそうだ。
4分
後から分かったことだが、ムッソ顔面の骨折で離脱。ムッソも声出してると思うけど歓声でデミラルには聴こえて無さそうだ。長引くとWCのメンバー選考にも大きく影響しそう。
7分
ただ、スポルティエッロほど計算できるセカンドGKはいない。CLのPSGの時も昨年のユヴェントスの時も安定したパフォーマンスだったことは印象的。
11分
ホイルンドはまだ線が細く体幹も伸び代がある。スモーリング相手に背負ってキープは難しいか。スプリントは出来るので動き回ってボールを受けて欲しい。
15分
ローマのカウンターをファールで止めたシーン。ペッレグリーニ、エイブラハムあたりの駆け上がりのスピードは迫力がありかなりの脅威。カウンターは出来るだけ避けたい。
19分
これはデローンイエロー2枚目でしょ。
24分
ホイルンドが才能の片鱗を見せてくる。
28分
クリスタンテのミドルシュートは外れる。とはいえ、複数人が絡んだり、裏抜けの動きをされると迫力があってローマの攻撃はかなり脅威。
34分
アタランタ先制。スカルヴィーニの美しいミドルシュートが決まる。アシストはホイルンド。ホイルンドがボールを受けた場所はイバニェスの裏のスペースでスピードを活かしてボールを受けた。足はかなり速く見えるけど実際どうなんだろう。やはり走力を活かし、裏かサイドに流れる形を多く作って欲しい。
40分
デミラルとザニオーロの接触プレーのところ。ペナ外ならファールだろう。それにしてもザニオーロは体キレてそう。シュートが決まり出したら止められないだろう。
41分
スポルティエッロ素晴らしい。
47分
ローマの怒涛の攻撃が続くのでアタランタの見せ場が全く無い。
前半終了
ローマのカウンターでゴールを脅かされる場面は何度かあったが、そこで何故か失点しないのが今季の特徴。理由が全く分からないがギリギリのところで何故か耐える。得点シーンは見事で、ホイルンドやパシャリッチがキープして時間を作り、そこにコープマイネルスやエデルソン、WBがからむ形が攻撃の軸になっている印象。ホイルンドはサパタのように確実にキープできる訳ではない分、周りの速やかなフォローが必要だと考えている。それにしてもコープマイネルスは気の利く選手だ。
50分
ムリエルって本気で走った時とても速く見えるのは私だけだろうか。
54分
オコリ頑張れ。判定に対しては何も言いません(絶対PK)。
58分
オコリ頑張れ。それしか言えん。
60分
デローンのガムシャラクリア笑う。
62分
コープマイネルスが1人ビルドアップしてるな。パスを出して動くの繰り返しが出来る現代的な選手。WCで活躍しそうだし、すれば来夏の引き抜きもやむを得ないだろう。
63分
ムリエル全然やれそうだな。ヨーロッパのカップ戦が無かったら戦力としては現時点で充分かと。
68分
オコリデミラルの並びだと後ろからの繋ぎが全く期待出来ない。非常に不安である。3バックの組み合わせはもう少し考えた方が良いのでは。
72分
ずっと攻められているが、最後のところでなんとか耐えている。その理由について考えたが一つは中盤から前の選手の走行距離が挙げられると思う。特にデローン、コープマイネルス、ハテブール、エデルソン辺り。気の利いたカバーリングで10〜20mを何回もランニング出来ている。メンバーを変更しながらシーズンを通して継続できればCL圏内も見えてくるのでは。
83分
83分間走り続けてきた選手が出来るドリブルではない。コープマイネルス。
84分
コープマイネルスの気の利くランニング。
85分
今日ムリエルのキック全くインパクト出来てない。
86分
ショムロドフのヘッド終わったと思った。
87分
エデルソンも傑出した運動量で攻守に貢献。守備重視の展開なら2シャドウの一角でエデルソンを起用するのは効果的だと思う。ゴールかアシストが出来るようになれば言うことはない。
試合終了
ローマ0-1アタランタ
感想
内容と被シュート数を考えるとなぜクリーンシートを達成できたか理解が出来ない。正直運も味方していると感じる。昨シーズンと比較すると失点が圧倒的に少ない。プレシーズンからあまり得点出来ておらず不安はあったが、守備の成熟に重きを置いていたのだと思う。スペースの消し方やポジショニング、ボランチのカバーリング等、ディテールまで拘っているように見える。ある意味普通のサッカーをするチームとなってしまったが、結果を出せていることは流石ガスペリーニと言えるだろう。ナポリウディネーゼインテル辺りのチームと対戦した時に真価が問われそうだ。最後に、今後もスカルヴィーニを先発でお願いします。
終わり